CADオペと設計【文系・初心者向け】
設計に携わってる人は当たり前でも、その世界に飛び込まないと解らないこともあります。
それが【CAD オペレーター】かとおもいます。
どうしても、設計=図面(製図)なので、素人が求人を見てCAD オペを設計職と勘違いしてしまうことがあります(私はそちら側でした)。
図面を描くことを作図すると言って、その時のルールは製図と呼ばれています。
昔はその作図を手書きで行われていましたが、それをパソコンで行うようになりました。そのソフトをCAD と言います。
先に答えらしきものを書くとCAD はエクセルやワードみたいに清書ソフトというのが1番近いかと思います。
CADはComputer Aided Designの略で、Designが設計という意味で、コンピュータ支援設計が和訳になります。
CADソフトは、設計支援ソフトみたいな意味合いになります。
CADオペレーターは言葉のままCADを操作する人と言う意味になり、図面を描く人と言う意味で、設計する人ではないということになります。
CADオペレーター≠設計者
素人が求人を見るときはこのことに注意です。
どちらかと言うと事務に近く、場合によっては事務と兼任していたりします。
決してCADオペが悪い訳ではなく、分業のスタイルの1つになります。
更に、CADオペ→設計士という流れもあります。
CADオペと設計者が100%同義にならないのは、機械建築ともに変わらないかと思います。
ちなみに給料もCADオペだと安いです。
設計より上位の工程を指すために計画と言うこともあります。
機械系の場合、分野によりプロセス設計が上位にあることもあります。
補足として、最初に書いた図面(製図)は図面を描くことを製図と呼ぶことがあるからです。
ひとまずここまで。